DISCOGRAPHY
JACK RABBITZ / JACK RABBITZ
Title
JACK RABBITZ
Artist
JACK RABBITZ
Date
2011.2.16
Price
¥1,980 (tax in)
Number
VFS-033
Label
HOOD SOUND RECORDS / Village Again
DETAIL
横須賀から世界へ向けて発信する謎のバイリンガル・ラッパー&クリエーター・グループ登場!!
Bangkokのヒップホップ専門レーベル MASTER PLANINGとHOOD SOUNDが全世界に向けて発信!!2011年ついにその正体が明かされる事に!!

■「Let’s Party/JACK RABBITZ」(PV)
2011年=兎年にいよいよアルバム・デビューを果たすことになったJACK RABBITZ。あのZeebraもインタビューで「注目している」と発言するほど玄人筋での話題になっている彼らのその“正体”が、RICHEE、KNUX、そして CHERRY BROWNからなる「ちょっと他にはないタイプの」トライアングルであることは既にご存知のことだろう。全員が神奈川エリアを拠点とし、日米のハーフでバ イリンガル、という共通項を持つ彼らは、RICHEEの1stソロ・アルバム『Sumthin' Smooth!!』(’09)収録の「Jump」で集結し、その後JACK RABBITZと いうユニット名の下に、「Shake It」(HoodSound発の全国ニュージェネ・コンピ第3弾『Coast ⅡCoast 03』に収録済み)を始め、「Hey Baby」、「Let's Party」、「12.25(Happy X'mas)」などの楽曲を発表してきた彼らは、この満を持してのアルバムで、日本語ラップならぬ“日本のヒップホップ(・ユニット)”として、(他の) アジア圏へと進出する予定なのだとか。どこか(『フリッツ・ザ・キャット』などで知られる)ラルフ・バクシが描いた『Coonskin』の頭の切れる BADなウサギを想わせる、このJACK RABBITZがどこまでジャンプ・アップできるのかは今後のお楽しみとして、ここでは各メンバーのバイオをおさらいしておこう。

<RICHEE>
一本調子というフレーズが完全に褒め言葉になる珍しいタイプのラッパー=RICHEE(リッチー)。神奈川は横須賀を代表するヒップホップ・ク ルー=GHETTO INC.の中心的メンバーである彼は、あのDJ PMX(DS455)に早くからその才能を見いだされ、04年にBIG RONのデビュー作『Bayside Cruisin』にてレコーディング・デビュー。超党派ユニット=THA DSCにもDJ PMX、Kayzabro、BIG RON、KOZ(STM)と共に参加している。GHETTO INC.としては、07年にDJ PMXフル・プロデュースの1stアルバム『RISING』を、ソロでは09年に前述の『Sumthin' Smooth!!』をリリースし、その“スムース・オペレイター”ぶりを存分に発揮している。また、ジャパニーズ・ウエッサイの現在を伝えるDVDマガジ ン『WestupTV』シリーズでのナビゲーター役もシーンの中での彼の立ち居地を如実に示している。

<KNUX>
White of CRUNK Japanの異名を取る、神奈川は藤沢出身のラッパー兼シンガー/トラックメイカーのKNUX a.k.a Mr.Austin(ナックス a.k.a ミスターオースティン)は、NYはクイーンズでラップを学び、現在に至る。バイリンガルだが、リリックは英語がメイン。横浜をベースとする CHRiSTY、CHERRY BROWN、DJ風児とのグループ=TRILL GRILLZでも活躍してきた彼はクランク調の激しいビートでハードにスピットする(早口が得意!)一方、RICHEEをフィーチュアした「Hey Boo」などでは自作のキラキラR&Bトラックに乗せて、ビター・スウィートな歌声を響かせていた。また、本作にも収録されているソロ曲「You & I」は、BIG RONのXXXXXL inc.監修のコンピ『NextSt☆rz』が初出となる。とにかく、グリルの似合う男(ポール・ウォールばりに)。

<CHERRY BROWN>
神奈川は横浜を拠点とするラッパー=CHERRY BROWN(チェ リー・ブラウン。言うまでもなく、Not童貞)は、Lil' 諭吉というトラックメイカー・ネームも有する新世代ヒップホッパー(TRILL GRILLZ/くっきー&びすけっと・まふぃあ)。独学で全てを学び、主にサウス・スタイルのサウン ドに、2次元電波キャラやエロゲーなど「てきとーに好きな事をラップする」というその新感覚のスタイルは唯一無二で、ニコニコ動画や海外のブログなどでも 話題に。そのリスナーを “ちぇっりちぇりのきゅんきゅん☆”にする持ち味は、『Where's Tha Lovvve :<?』などの5枚のフリーDL・ミックステープにも詰め込まれていた。英語と日本語をスムーズにスウィッチさせる巻き舌ラップは、ソロではゆるゆるに、JACK RABBITZではイケイケに変化(へんげ)。元韻踏合組合のMINT率いるGirlz-N' Boyzに提供した「無地Tee」、RICHEE「Jump」、GIPPER feat. Licana「RAIN」、同じく前述の『NextSt☆rz』に収録されていたHI-Dとの「Yes Girl」などでも魅せてきたプロデュース業も、このJACK RABBITZアルバムを経て今後さらに忙しくなるハズ(Yuuyu Aensland名義の勝手にリミックスも?)。

ヒューストンからアトランタからマイアミまで、あらゆるサウス・ヒップホップのブランニューをチェックしつつ、ユーロ・トランスやダブ・ステップなどのダンス・ミュージックをカジュアルに親しんでいるだけに、4つ打ちから、クランクから、メロウなR&Bまでと幅広いビートをクリエイトすることができるLil'諭吉らしい“振り切った”サウンドに、9割方英語リリックで、オートチューン・エフェクトも交えたパーティー・ラップに特化したそのオーラル・スタイルは、確かにウ エッサイのカルチャーを基盤とするHoodSoundのアーティストでは異色の部類に入るかもしれない。しかしながら、自分たちのライフ・スタイルを Repする、という意味においてはそこに何の隔たりもないもないはずだ。“一体感を求め(る)”ことで、もはやサイド・プロジェクトなどではなくなってき たJACK RABBITZ。筆者は以前、例の『CoastⅡCoast 03』のライナーノーツで、「横須賀から世界を目指す(?)このチームの動きにも要注意だ」 と書いたのだが、ここで横須賀→“神奈川”に、そして世界を目指す、の後のカッコ=(?)をトルツメに、と「修正」させていただきたく思う。

2011年1月  二木崇(D-ST.ENT)
TRACK LIST
このディスクを試聴する試聴
01.We Da Jack Rabbitz
02.Let’s Party
03.Hey Baby
04.Money
05.Shake it
06.Yes girl feat. HI-D
07.You & I
08.Jump
09.Do this? Do that!
10.Unity
11.Tears
12.Chillin’ in the daydream

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